NISAのメリット・デメリットを比較するイラスト
NISAのキホン

NISAをやらないほうがいい人の特徴3選!始める前に知っておくべき注意点

「みんなやってるからNISAを始めよう」と思っている人、ちょっと待ってください。状況によっては、今すぐ始めないほうがいいケースもあります。

NISAを始める前に確認すべきこと

NISAは非常に優れた制度ですが、すべての人にとって「今すぐ始めるべき」とは言えません。状況によっては、NISAより先にやるべきことがある場合もあります。

NISAをやらないほうがいい人の特徴3選

特徴1: 高金利の借金がある人

消費者金融やクレジットカードのリボ払いなど、年利10〜18%の借金がある場合は、NISAより先に借金を返済すべきです。

投資信託の長期平均リターンは年率5〜7%程度と言われています。一方、借金の利息は年利10〜18%です。どちらを先に片付けるべきか、計算するまでもありません。

状況優先すべき行動
消費者金融の借金あり(年利15%)借金返済を最優先
住宅ローンのみ(年利0.5〜1%)NISAと並行してもOK
奨学金(年利0〜3%)状況に応じて判断

特徴2: 生活防衛資金がない人

生活防衛資金とは、急な出費や収入減少に備えた「すぐに引き出せる現金」のことです。一般的に生活費の3〜6ヶ月分が目安とされています。

NISAで積み立てた投資信託は、売却すれば現金化できますが、タイミングによっては損をする可能性があります。「急にお金が必要になって、評価損が出ているタイミングで売らざるを得ない」という最悪のケースを避けるために、まず生活防衛資金を確保することが重要です。

特徴3: 短期間で大きく増やしたい人

つみたてNISAは長期・積立・分散投資を前提とした制度です。「1年で2倍にしたい」「すぐに利益を出したい」という目的には向いていません。

短期間での大きなリターンを狙うなら、個別株やFXなどの手段がありますが、それはリスクも高く、初心者には推奨できません。

NISAを始めても問題ない人の条件

逆に言えば、以下の条件を満たしていれば、NISAを始めることをおすすめします。

  1. 高金利の借金がない
  2. 生活防衛資金(生活費3〜6ヶ月分)が確保できている
  3. 10年以上の長期で積み立てられる
  4. 月々の積立額を決めたら、基本的に放置できる

「今は始めない」という選択も正解

NISAを始めるのが早ければ早いほど、複利の効果は大きくなります。しかし、準備が整っていない状態で始めても、途中で解約せざるを得ない状況になると本末転倒です。

まずは家計の状況を整えてから、余裕資金でNISAを始めるのが王道です。焦る必要はありません。

参考: 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/

つみたてラボ編集部

投資未経験の会社員が安心してNISAと投資信託を始められるよう、わかりやすい情報を発信しています。 記事の内容は投資の勧誘を目的とするものではありません。投資の最終判断はご自身でお願いします。

関連記事